不動産の鑑定評価、相続対策、マンション管理等、不動産に関する課題を探求します。
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今年の第一の目標とした「ADR土地家屋調査士の考査結果」が送られてきました。幸いにも高得点で合格でした。一緒に議論をした兵庫県土地家屋調査士会のメンバー7名は全員合格であったとのこと、祝賀会が楽しみです。
ADR(Alternative Dispute Resolution:裁判外紛争解決手続)という調停においては、土地の境界が現地であきらかでないことを原因とする民事に関する紛争について、当事者同士の自主的な紛争解決を図ることを専門的な立場から支援することになります。
境界がはっきりしない中で、双方の主張を聞き、如何に和解に導くかという、今までやったことのない仕事です。
法務局からADRの認定はまだ受けていない段階で、境界問題相談センターの関与構成員に申し込んだところ、相談員候補者及び調停員候補者名簿に登載され、毎水曜日に行われている相談会の担当者として組み込まれました。調査士1名、弁護士1名、計2名で対応します。私のように新米の調査士と組む弁護士はベテランが配置されているそうです。取り敢えず9月9日に当番になっています。
そして、関与構成員を対象に、年3回研修会が行われている。本年度の第一回目として7/25に研修会が行なわれました。実際の事務手続を模した演技を行いながら、それを観て研修が進められるという非常にユニークなものでした。新旧のセンター長が主役を演じ、実に面白く、熱の入ったものでした。
元技術屋の調査士である私としては、苦手な分野になると思いますが、楽しみながら、相手の立場になって頑張ってみようと思いました。